今回は今私が進めているアメリカ国内の大学間で行う編入に向けての準備について書かせていただきます。
私はこの秋9月からニューヨーク州マンハッタンに位置するNew York Universityに編入をするために今年初旬から準備を進めています。
編入自体はACUに入学を決める際、アメリカ国内であれば編入をすることが比較的簡単と聞いたので1〜2年生修了後にしようと頭の隅にはありました。
編入を考える際の流れとしては
①大学の目星をつける
②気になった大学にコンタクトを取る
③1〜2つの大学に絞り、それぞれの大学の編入方法に従って進める
❶大学の目星をつける際は、編入をしてまで自分が「どこで」「何を」「どうやって」学びたいのかをしっかりを持っていることが重要です。
私の場合まず大きな街に行きたかったので、アメリカを出てヨーロッパに行くか、国内ではニューヨークやロサンゼルス、カリフォルニアなどの州を考えていました。
その州の中から一番自分の将来に見合った州を選び、そして大学を見ていきます。その際は自分の学部学科に絞って見ていく方法をお勧めします。山のようにある大学から探し始めてしまうと情報が多すぎてスタート時点から混乱してしまいます。
大学のレベルを知りたい時は、National University Rankingsなどを参考にするとよいでしょう。小さな会社や個人が勝手に出しているランキングも捨てるほどありますが、国や大学からの信頼できる情報を集めましょう。
大学を数個に絞ったら、学費や授業内容、生活スタイル、住む場所(オン/オフキャンパス)などを比べていきます。
学費は学部によって異なり、その中の学科によっても大きく異なるので注意して確認しましょう。
1と2の間に実際の大学を自分の目で見られると良いと思います。
私は冬休みにニューヨークへ行った際に6つキャンパスを回りました。キャンパスツアーのスケジュールには合わなかったので、デスクの方に許可をいただき見て回りました。近所の雰囲気や使う電車も知ることができるので、オススメです。
❷大学には新入生からのコンタクト用にメールアドレスが用意してあります。大学のAdmissionページに行けばメールアドレスと電話番号が記載してあるはずですが、新入生用と編入生用を別にしている大学が多いので気をつけましょう。
間違ったメールアドレスに送ってしまっても問題は全くありませんが「私たちは該当する部署ではないのでお答えすることはできません」とだけ返信で教えてくれると思います。
私は、3つの大学に絞った後、全く同じ質問をメールで送りました。そこで返信の時間や有無を含め、学費や私の場合どれだけ単位が引き継げるかなどを比較しました。
❸いよいよここからが本番です。
大学の入学申込みの際と同じように、お金と時間が許す限り幾つでも申し込むことができます。しかし、大学によりますが$5000〜$7000と安いものではないので、私はNYU一択にしました。
その一つを落ちてしまった時は行くアテがありませんのでリスクがありますが、集中して全身全霊で準備できると思います。
大学により違うプロセスを要求しているので、複数申し込みたい方は締切に余裕を持って始めましょう。
ここからの細かい内容は次回
日本ではあまり馴染みのない編入ですが、
アメリカ社会は自己のキャリアアップの為の編入や転職などが悪いこととは捉えられていません。もちろんその中で議論はありますが、心配する必要はないと思います。
もしACUから、またはACUへの編入を考えている、興味がある方は参考にしてみてください。
楓